Ryo

社長道中記のRyoのレビュー・感想・評価

社長道中記(1961年製作の映画)
3.6
昭和を感じ取れる映画。
昭和の銀座、丸の内、大阪、白浜。今では考えられない兵隊っぷりの企業や、コンプラ関係なしの上下関係の会社とか、逆にゆるい感じなのがどうも憎めない昭和。
社長と社長夫人の間で頭を悩ます付き添いの心情を表すシーンがなんともいえず楽しい。今の映画よりも落ち着いた撮り方で、長回しが多く、ゆったりと見れる印象。令和の今だからこそ教訓があるシーンが多い。なんで蝸牛と蛙と真虫?三竦み?
いい時代だなあ。
Ryo

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