このレビューはネタバレを含みます
若くてやり手のホテルコンシェルジュをマイケルJフォックスが魅力的に演じている。
この時代の映画王道のラブコメで、安心してみていられる。
特に軽快な音楽や、どんどん話が進むスピーディーな話の展開もいい。アメリカ映画特有のセリフの笑いのセンスとか。
字幕に、友達の輪、と出たときには笑っていいともを思い出してしまったが。これは、翻訳者のセンスなのか直訳なのか?
ガブリエル・アンウォーさんもとってもチャーミングで可愛らしかった。
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バラつながりで、今回、テレビ放送を録画できてたこの作品を鑑賞。懐かしかった。
マイケルJフォックスさんの、生き生きと活躍されている姿をみると、どうしてもご本人自身の人生を思わずにいられない。『ラッキーマン』も自宅にあり読み、パーキンソン病についてその頃知った気がする。家族に感謝しながら病と共に生きていく生きざまが綴られている。発病後も映画やテレビ番組に出演され、活動されていることも知っていた。
なので、母が同じ病気になったとき、母も私もショックだったが、『バック・トゥー・ザ・フューチャー』のあの人も同じ病気だけど本を書いたり吹き替えをしたり頑張ってるよ、と話して勇気をいただいた。
こうしていつまでも映像に残ることは、映画っていいなぁと改めて思わされた。
進行や病状は人それぞれだ。
私も持病があるが、人は生きてると、どこかしら体に不調が出てくるが、うまく体調と向き合って、自分らしく生きたいと最近よく思うようになった。歳のせいかな。