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デリカテッセンのよーのレビュー・感想・評価

デリカテッセン(1991年製作の映画)
3.1
ジャン=ピエール・ジュネ監督と
マルク・キャロ監督の共同作品。
これも間違いなく自分好みっぽいのに
今まで知りませんでした。

冒頭から溢れる暗い感じがたまらないね!
あとはやっぱり被写体の映し方というか、
画作りが面白くていいですよねぇ。

登場するキャラクターたちも
みんな個性的というかみんな濃すぎで
面白かった(笑)

ピタゴラスイッチ的な感じで
何度も自殺を試みるけど
ことごとく失敗する女の人とか
めちゃくちゃ面白かったな。
もう死のうとするの諦めるべき(笑)。

監督らしい可笑しな恋愛映画って感じ。

ベッドが軋むリズムと同時に
いろんな人がいろんなことで
リズムを刻んでるところ好きだったな〜

かなりブラックだけど
とても楽しく観れました。

一つ気になったのは、
良くも悪くも臭いを感じないなぁというところ。
水がたくさん登場するから
そういう湿っぽさみたいなのは伝わってくるんだけど
匂いだけは全然感じなかったのよね。
お芝居的にも臭いを伝えるような芝居が一切なかったから
そのせいなのかしら。
よー

よー