アンタレス

エコールのアンタレスのレビュー・感想・評価

エコール(2004年製作の映画)
3.7
深い森の中、少女達は生物とバレエの勉強をしながら、生活している。
外の世界に出ることはなく、バレエの発表会のときのみ、外部から男性が訪れる。少女達は次第に、外の世界への憧れを強くしてゆく。

余計なセリフや音はほとんど省いてしまい、少女達の美しさを表現することこそが、この作品の根幹とも言えるだろう。
それは、映像絵画とでも呼べるのではないか、とも思う。
耽美、という言葉が一番この映画を適切に表現できるのではないだろうか。
アンタレス

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