ゆりち

2001年宇宙の旅のゆりちのレビュー・感想・評価

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)
4.9
映像がすごく綺麗で、とても1960年代に作られたとは思えないです。
シンメトリーになっている場面場面がキューブリックらしい映画だなあと思いました。

400万年前のときにモノリスに触った猿人が投げた骨がマッチカットで宇宙のシーンになっているところとかすごく印象的でした。
HALが人間を騙したり、読唇術を使って自分の身を守ろうとしたりはらはらさせられたり、ラストのボーマン船長のシーンは難解ですがこれもまた綺麗だなと感じました。
(ただ赤ちゃんは結構怖かったです。。。)

60年代の映画がここまで絶賛されて、今でも色々なインタビューや話で出てくる理由が分かりました。