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2001年宇宙の旅のhiro03のレビュー・感想・評価

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)
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"もしもこの映画が一度見ただけで理解されたのなら
われわれの意図は失敗したことになる。"
(原作者アーサー・C・クラーク)

公開から50周年記念でIMAXで観てきた! 70ミリフィルム版は同作に影響を受け自身の作品"インターステラー"の参考にもしたノーランが監修に関わっている。
今では宇宙についてまだまだ知られてない事、知らない事が多いけど、人類が月に降り立ち、色々なことが一般人にも分かって来たけれども、
この映画は、人類が実際に月に降り立ってもいない年に作られた作品。

そして、この作品の中に出てくるHAL9000と言うコンピューターは、人と会話をする今でこそ、当たり前によく聞く(AI)人工知能が出て来るのが驚き。

IMAX版で観て、これまで含め観たのは2回目だけど、正直難解だ。 1度目よりは理解はしたけども。
今回も途中寝てしまった所はある。 笑
面白いのは、この映画3時間あるけど、途中で休憩タイムがある所😂

宇宙をテーマに映画を作る時、独創力、 創造力と言うのは他のジャンルより、多く必要だと思う。
SF映画を沢山観てきたけど、例えばスターウォーズの世界観、設定、天才だと思った。スピルバーグの作品でもそう。 そして、2001年宇宙の旅などのハードSF映画と言えばコンタクト、インターステラー、メッセージを観た時やっぱり天才だと思った。

ただ2001年宇宙の旅を最初に観た時は、理解は出来なかったけど、天才を超えて"怖かった"んだよね。
当時から奇妙な映画や、難解な映画で賛否両論あったらしく、評価悪かったらしいけど、芸術の世界と同じで、後々再評価される映画だと言っていい。この映画を参考に色んな監督に影響を与え、様々なSF映画がつくられてるんだから。50周年記念でIMAXで観れていい"体験"が出来た。

"キューブリックは究極のSF映画を作った。誰で
あっても2001年を超える映画を作るのは非常に困
難である。スター・ウォーズにおいても技術的な面
での比較は出来ても内容は2001年に遠く及ばない。"
(ジョージ・ルーカス)

"彼は何ものも模倣しなっかたが、我々はみんな、
我先に彼を真似しようとした。 "
(スティーブン・スピルバーグ)


"この映画の意図するところは神である。"
(監督スタンリー・キューブリック)


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