たまちゃん

ゾディアックのたまちゃんのレビュー・感想・評価

ゾディアック(2006年製作の映画)
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アメリカで実際に起きた「ゾディアック」と名乗る殺人鬼による連続殺人事件を映画化した作品

157分と長い作品だけど、飽きることなく集中して観られました。
事件を捜査する刑事マーク.ラファロ
記事を書く新聞記者ロバートダウニーjr
新聞に漫画を載せるのが本業ジェイク.ギレンホール
この3人を中心に話が動いていきます。ジェイクギレンホール 
最初は気の良いシングルファザーのお父さん。
時が経つに従って、事件に異常なまでの執着を見せのめり込んでいく男ロバートを好演。
どんどん目がいっちゃってる感じになり、狂気さえも感じられます。この人は一つのことにのめり込むような、ちょっと狂気も含んだような役柄が本当にピッタリです。
新聞記者パート、刑事パート、漫画家パート、とあるように思いますが、最後の漫画家パートになるにつれ、どんどん面白さやハラハラ感が増していくように思いました。

DNA鑑定も無かったあの時代に、筆跡鑑定者や声紋分析家たちの意見で立証しなければならない警察側の奮闘も見て取れます。
 
真犯人は誰なのか、という視点も面白く見せてくれるけど、とにかくこの事件に関わったこの3人の生き様、三者三様がそれぞれ見応え十分。
長い作品だったけれど、飽きる事なく面白かったです。
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