ゾディアックの作品情報・感想・評価

ゾディアック2006年製作の映画)

ZODIAC

製作国:

上映時間:157分

3.5

「ゾディアック」に投稿された感想・評価

“This is the Zodiac speaking”
現実に起こった事件を小説や映画の題材とすることについて、数年前に元少年Aの手記が出版されて以来、私は少しネガティブに捉えやすくなったように思う。当然、作品が加害者の側に寄ったものであればあるほど。今作のような劇場型犯罪(しかも未解決!!)の場合、犯人というのは卑劣極まりない手段で他人の命と尊厳を踏みにじっておきながら、世間から自身へと注がれる恐れや好奇の視線を愉しんだような下衆野郎だ。自分の描いたシナリオがプロの手によって洗練された物語へと仕立てあげられ、それを多くの人間が娯楽として消化することは、奴らにとっては褒美にほかならないのではないだろうか、と。あるいは作品がなにか犯人の美学に反するような要素を持ち、不本意な仕上がりとなることも有り得るが、ひとつの作品として世に出された以上、その犯罪行為はこれから先も誰かを惹き付けるドラマとして残り続けるだろう。突然に明日を奪われてしまった被害者達のことを思うと、“加害者のための物語”を他の娯楽作品と並べて評価することに躊躇いが生じる。しかし、こんなことを言っておきながら、遠く離れた地の事件を自分とは無関係と切り離し、そこにまんまとエンタメ性を見出だしてしまう自分の俗物っぷりには言葉すら出ない。
mura

muraの感想・評価

3.0
実際未解決事件だから最後もやっとする。
状況証拠はこんなにもあるのに、捕まえれないのもどかしい。
地下室のシーンが怖くて怖くて直視できなかった…
玄関のドアが開かんのまじ怖すぎ。
ジェイクギレンホール無事帰れてよかった。
2度目の鑑賞。
アイアンマンとハルクの共演が楽しい。

2回目でわかった事は、主人公が犯人探しをゲームのように楽しんでいた事。
刑事や記者には出来ない情報の統合が出来たからたどり着いたのかと思いました。
SkeeM

SkeeMの感想・評価

3.0
ハラハラは充分楽しめますが、長い!そして映画の中でも相当長い年月を経るので、2時間半もあるのに詰め込み感が満載です。これは仕方ないのかな。映画館で観てたらストーリーを消化できてなかったと思います。
あと、字幕が結構適当。字幕だけで情報を拾うのにも無理があるかもしれません。
結構疲れました。笑
saho

sahoの感想・評価

3.5
“Just because you can't prove it doesn't mean it isn't true”

アメリカで実際に発生した連続殺人事件”ゾディアック事件”を、デヴィッド・フィンチャーが忠実に映画化。
未解決事件だから最後もやっとして終わるのはしょうがないのは覚悟の上、魅力的なキャストに惹かれて。

さすがデヴィッド・フィンチャー!らしい緊迫したシーンにどきどきさせられまくり。
事件よりも事件に取り憑かれていくジェイク演じるロバートの話のようにも感じた。
この映画がこんなにも長いのは、ゾディアックを追いかけても結果を出せない警察の疲れた絶望感を観客にも味わってほしいという監督の意志の上だそうで、確かに終わった後の気疲れ感はすごかったけど、これを感じて正解だったのね。

79本目 / 2019
ず

ずの感想・評価

3.7
サイコキラー × 実話 × 未解決 × デビッドフィンチャー = 好きの詰め合わせ
ってことで面白かった。
地下室の階段のふもとに電話あったのゾッとした。刑事さんって大変やな。グレイスミスの執念が最高だよ、私も絶対追いかけちゃう気がするもん。
akaricream

akaricreamの感想・評価

3.2
ちょっと長かったけど、映像が綺麗なので落ち着いて観られました。
なんというかデヴィッドフィンチャーらしい流れで、デヴィッドフィンチャーらしい終わり方をする…。後半にある、地下室のくだりが怖すぎる展開で逆に笑ってしまいました。行かないで!って気持ちになった。
SU

SUの感想・評価

3.3
尺が実際の事件同様かなり長く、その捜査の難航具合を物語る。未解決事件を取り上げたものは殺人の追憶同様、観るまでに時間がかかるほどあまり手が伸びないジャンルだが、観たら観たでしっかり引き込まれる。
EUJ

EUJの感想・評価

3.8
「ゾディアック」

あらすじ:
1969年、自らを“ゾディアック”と名乗る男による殺人が頻発し、ゾディアックは事件の詳細を書いた手紙を新聞社に送りつけてくる。手紙を受け取ったサンフランシスコ・クロニクル紙の記者ポール(ロバート・ダウニーJr)、同僚の風刺漫画家ロバート(ジェイク・ギレンホール)は事件に並々ならぬ関心を寄せるが……。

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感想:
本当にあった未解決事件「ゾディアック事件」をおった男たちの話。ドキュメンタリーとして、人物の書き方、当時の雰囲気など、完成度がかなり高かった。また、未解決事件なので、もちろん、今作も解決はしない。これだけ聞けば、ミステリー好きには不完全燃焼感を覚えるかもしれない。しかし、ハラハラとさせられるシーンが多々あり、この辺はさすが、フィンチャー監督というところ。そして、この映画は事件をおった男たちのヒューマンドラマとしての側面もあり、葛藤や苦悩をしっかり描いているところも評価に値する。

豪華な俳優陣の演技もよく、個人的にはロバートダウニーJrは素晴らしいと感じた。

人によっては長尺の作品で、ちょっと飽きるかもしれないが、個人的には没頭できたし、この作品を通して、実際に起きたことを見て、知れる。それも含めて、すごい楽しめた。
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