Nina

俺たちに明日はないのNinaのレビュー・感想・評価

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)
5.0
『俺たちに明日はない』(1967)
偉い映画に出逢ってしまった、、、
これは心の底から好きだ。まるで鼓動がおかしくなりそうなくらい手に汗を握る緊張感の中、私は釘づけだった。
世界恐慌時代、四方八方から向けられる銃から逃げながらも銀行強盗を繰り返す男女の実話。
発砲音が嫌になるけど永遠に観ていたい…と同時に犯罪行為を無理矢理見せられている気分になる。でも二人を応援したくなる。「お願い、逃げて。どうか死なないで。」と…
女性が苦手なクライドに疑問しか抱かなかったが、やっと二人の愛が築けたかと思いきやラストが残酷。頭を抱えて放心状態になりました。鑑賞後はぐったり…疲れた…
逃走シーンはコミカルに描かれていて面白く、途中で車が色んな車種に変わるので観ていて楽しいところがありました。
普段は80年代の作品しか観ない私だけど、初めて訪れる60年代の世界観と雰囲気に終始見惚れていた。
はじめまして、ウォーレンベイティ。眉目秀麗なお方で驚きました。
はじめまして、フェイダナウェイ。とても美しくて艶っぽい綺麗な女優さんでした。
しばらく、ボニーみたいに煙草を吸って余韻に浸りたいかも
何回でもおかわりしたい作品。
Nina

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