すぱむどん

麻雀放浪記のすぱむどんのレビュー・感想・評価

麻雀放浪記(1984年製作の映画)
3.8
朝だ、徹夜だ、阿佐田哲也さん原作の麻雀放浪記青春編
敗戦直後の上野で始まる博徒人生
この世界にはね、友情とか友達なんてものは無いのよ。
ボスと手下と敵と。その3つだけ。

子供だから好きだの嫌いだの言うのよ。
騙したっていいから、もっと上手く言って。
死んだお袋とこの女には迷惑かけたってかまわねぇんだ。
今日勝って帰ったらケツでも触ってやろう。
博打を巡る大人たちの愛を通して、坊や哲は大人になっていく
にしても坊や哲は強烈な勝負師達に囲まれすぎた辛抱役で、それだからちょっと内攻してる感じがうまく出てたということでした

自分だけ知ってて他が節穴なんてこた、世の中にはそうそうねえ。そう思ったら穴ぼこに落ちるぞ。

真似したいセリフとか小物(ルーレット付きのZIPPOメルカリに12800円であったけど5時間で買われてた‪!!)とか沢山あったし、例えば2人がベッドインするまでの出来事が全部ベッドサイドの描写で分かるの、かっこいいなあって思った

あと絵コンテ上映あったの最高すぎたけど先に知りたかった、もっかい借りるけど!