午後ロー砦のKYO

麻雀放浪記の午後ロー砦のKYOのレビュー・感想・評価

麻雀放浪記(1984年製作の映画)
3.5
戦後を生きるアウトロー達の生き様に惚れること間違いなし。出てくる連中は社会的に見ればクズかもしれないがギャンブラーの世界は狡猾さ=生きるための手段、仲間なぞいない「ボスか、手下か、敵」この三つだけ。しかし勝負が終われば共に飯を食らうなどドライなようで人間味を感じられる関係性が心地良い。そんな世界へ入った青年、哲也はイカサマ技術を磨き上げながら成長していく……ドサ健を演じる鹿賀丈史のギラつきっぷりが半端なくカッコよかった。そんな彼の格言を最後に

「自分だけ気がついて、他が節穴なんてことは世の中には滅多にないんだ、そう思ったら穴箱に落ちるぞ。」
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