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二重誘拐の385のネタバレレビュー・内容・結末

二重誘拐(2004年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

ついにウィレム・デフォーとロバート・レッドフォードの共演作を観れた!!
この二人の顔が一つの画面にあることが幸せな時間だった。最高のタッグをありがとう。
それだけで満足なのですが、内容がやっぱり気になってしまう。
オチへの持って行き方に失敗してるどうも惜しい作品なのでは。

結論から言えばウィレム・デフォー演じるアーノルドの見事な誘拐劇。
ウェインはアーノルドが誘拐したその日に殺されていて、妻が何日も行動していた時にウェインを生きているかのように思わせていたアーノルドの手口がなるほどと思って欲しかったところだろうと思うけど、それまでに気づいてしまう人も多いんじゃないかな?

犯行後と前のアーノルドの行動が同時に進められるために視聴者がミスリードさせられた事実自体が二重誘拐というタイトルなのか...。
騙されれば正解って映画?

アーノルドが最後までちゃんと優しいから。結局お金を持ってしても自分の奥さんとの幸せを見つけれなくてウェイン夫婦の愛に負けたんだろうというような終わり方も切ない。
切ない1人の男のお話でした。


まあこの2人が観れればそれで十分な映画なので評価は高め。
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