マーボー

プレデターのマーボーのレビュー・感想・評価

プレデター(1987年製作の映画)
4.7
不朽の名SFホラー
姿なき敵にひとり、またひとりと殺されていくのはまさに王道ホラーではあるものの、敵はハイテク武装で身を固め、プラズマキャノンでスマートで確実に仕留める獰猛なハンター。という設定がいい。
自分の「肩レーザー」好きは絶対ここから(ドラスの線もあるが、ZOはまだ観ていないのでたぶんMOVIE大戦)

この作品ではあまりわからないが、知的でかつ誇り高き種族ってのもよいな。
描写は無いけどビリーはリストブレイドを使ったタイマンで敗れたんであろう(そもそもプラズマキャノンじゃあ悲鳴を上げる隙もなく即死だろうし)


スーツ造形もピカイチ。
カッコいいしカッコいい。
ターミネーターのような"骨"ではなく、明確な"鎧"と言うこともあって作りやすかったんだろうね。
ターミネーターはロボットだからストップモーションのカクカク感が似合うけど、プレデターは俊敏な生物だからやっぱりスーツだな。
そのうちコスしたいなぁ

この時代らしい照準器の△のやつとか、80~90年代特撮好きとしては痺れる合成?
ジャンパーソンとかビーファイターみたいな感じですこすこ

あとホラーでありがちな前半あまり盛り上がらないってのもゲリラ掃討でドンパチやるから解消。というか爆発や銃撃は前半で7割方消費してるよねw

最終決戦のダッチVSプレデターのタイマンも泥臭いんだけど"漢"って感じでアツい。
筋肉マシマシのゴツい男性と長身ハイテクモンスターのバトルが詰まらないわけない。

あとエンディングのキャスト紹介でメンバーの顔が写るのはなんかグッと来る演出だよね。レクイエムって感じ。


プレデターを観て確信したのは
「アクション映画を面白くする三要素は準備・ハラハラ・激アツバトル」
ってこと。
対プレデタートラップを設営してるところ、
何処から来るかわからない恐怖、
ダッチとプレデターのタイマン勝負

これだわさ