わいくんん

ハプニングのわいくんんのレビュー・感想・評価

ハプニング(2008年製作の映画)
2.8
ニューヨークのセントラルパークの異変から物語は始まる。小さな悲鳴が聞こえてきたと思ったら、となりに座っていた友人がいきなり簪を自分ののどに突き立てる。場面が変わり、建築現場の作業員が突然高層から落ちてくる。人々に一体何が起こったというのだろうか。
公開当時、劇場で鑑賞。トレイラーのシーンがすべてで、少しがっかりしたことを覚えている。あと、翌日の昼食時に芝刈り機のシーンを説明したら、同僚が食べていたカレーを残していた。少し悪いことをした。さて改めて二度目の鑑賞となったわけだが、シャマラン監督にしては珍しく舞台装置が大がかりでかなり予算があったのだろう。しかし彼の良さともいうか…小さくまとめることは得意なんだけど…広げたおおきな風呂敷を上手に畳むことは苦手らしい。
パニック映画にしては脅威が映像として認識されず、視覚的な恐怖感が全くない。パニック映画を求めて観る人には満足感も与えられず、低評価も納得の出来となってしまった。
なぜ人が突然死ぬのか、という謎についても作中で示されているヒントが我々視聴者にしか提示されていない。これじゃなんのために科学教師&数学教師のバディなんだか…。
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