ぴろもーど

プラネット・テラー in グラインドハウスのぴろもーどのレビュー・感想・評価

3.0
映画界の革命児タランティーノと、ロドリゲスによるグラインドハウスで公開されたコラボ作品の一部。ちなみに教育にはよくなさすぎる映画なのでR15。

これ、映画ファンの間では結構有名な作品ですよね。

超B級。滅茶苦茶なストーリー、展開、キャラクター、血飛沫。スカッとさせられます。
主人公のチェリーを演じるのは、かなりセクシーなローズマッゴーワン。ブラックダリアにも出演してましたね。
そんな主人公チェリー。ゾンビに片足食いちぎられ、マシンガン装着。限界アクション、バイオレンス、変人、お色気、パワフルすぎる映像たち。

そもそもグラインドハウスとは、かつてアメリカの大都市周辺に多く存在したら刺激的なインディーズ系映画を2.3本立てで上映していた劇場のことで、今作もその一部にあたります。
この類の映画はセンセーショナルな部分をもつ低予算のB級映画に分類されます。
当時、グラインドハウスで上映されていた低予算映画は、フィルム数自体が少なかったこともあり、使い回され、フィルムのダメージが生じることから、映像にそのダメージも反映され乱れたりしていたわけですが、今作ではこれをあえて再現しています。
アメリカでは、タランティーノのデスプルーフ、ロドリゲスのプラネットテラーを二本立てパッケージとしてそこにフェイクの予告編を挟んだ、グラインドハウスという1つの作品として公開され、日本でも限定上映されてきます。
しかし、多くの国では2本立ての為にのカットしたシーンを編集し直し、それぞれ『デスプルーフ in グラインドハウス』、『プラネット・テラー in グラインドハウス』として単独公開されました。

想像を越える衝撃作。