みのり

ソフィーの選択のみのりのレビュー・感想・評価

ソフィーの選択(1982年製作の映画)
4.7
午前十時の映画祭9にて鑑賞。
なるほど…納得の名作でした。
これ以上なく傷つけられた人間、
それは狂わずにはいられない程…
そんな人間が辛うじて死を選ばない為には、殆ど狂いながらも、また別の傷ついた誰かを愛す以外にないのかもしれない。
特にこの2人の場合には…

個人的には中盤のネイサンが「彼の小説は生と死の意味を教えてくれる」と評するシーンが印象深い。きっとそれは小説に限らず、この映画も含め全ての優れた物語に言えることなのだろう。
しかしまぁタイトルの「選択」の意味がわかるシーン…
あの衝撃はこの先もずっと心に残っていくんだろうな…
みのり

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