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ラヂオは笑ふ
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『ラヂオは笑ふ』に投稿された感想・評価

3.9
原題は The Big Broadcast。1932年。

大阪のフィルム上映限定の劇場、プラネット・プラスワンで鑑賞しました。

本作は主演のビング・クロスビーのみならず、ケイト・スミスやキャブ・キャロウェイなど、当時活躍したラジオスターたちが出演します。

たとえばケイト・スミスはアメリカの戦時国債キャンペーンを一日中放送して驚異的な売り上げを記録し、のちに社会学者のロバート・キング・マートンらによって『大衆説得』という本に取り上げられました。

キャブ・キャロウェイはフライシャー兄弟のロトスコープで使用されたダンスを本作でもパフォーマンスしてくれています。

話の筋はまぁ、軽いタッチのドタバタ劇ですが、ラジオの放送に現れないビングクロスビーに業を煮やした相棒が、レコード店で彼の楽曲が入ったSPを手に入れる展開があります。

礼拝的価値と展示的価値という、ベンヤミンが「複製技術時代の芸術作品」で論じていた概念を彷彿とさせました。
(ベンヤミン自身もラジオ台本を書き、ラジオで朗読して「放送俳優」の経験を持っていた事を長谷正人が指摘しています)。

「歌を放送するためにマイクの前に立つ」ことがスターの条件だった、ということを映画というメディアが重層的に描き出す、メディア論的に興味深い作品でした。