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チャプター27のアーのレビュー・感想・評価

チャプター27(2007年製作の映画)
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ちょっと気持ち悪い感じの文章書きたくなったので書きます。

昔読んだ本(この映画の原作本だった気もします)から得た情報なので記憶があやふやですが……。

「ジョン・レノンを殺したのはビートルズの狂信的なファン」と思われているフシがありますが、実際はビートルズもジョンもたいして好きではなく、トッド・ラングレンのファンだったそう。(それ故、ダブル・ファンタジーにも興味がなかったし、ポールの曲であるヘルター・スケルターをジョンの曲だと言ったりしたのだとおもいます。)ジョンに関しては「イカサマ野郎」という認識だったのだとか。

劇中重要なファクターとして使用される『ライ麦畑でつかまえて』も実際のマークに大きな影響を与えた本で、本なのですが、本なんだけど、私は読んだことがないのでよくわかりません。読んでみようとおもいます。
なお、この映画の『チャプター27』というタイトルは、『ライ麦〜』が26章で終わるのに対し、27章を加える、という意味だそうです。

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ヨーコ役の人は結構ヨーコっぽかったけど、ジョン役の人は「え、それがジョン?」という感じだった。しかしながら、この方は過去にジョンの生涯を描いたテレビ映画のオーディションを受け、ジョン役に決まりかけたものの、名前(マーク・リンゼイ・チャップマン)が理由で不採用となった不幸な経歴を持つ方。22年越しでジョン役を勝ち取りました。ほとんど映らないけど。

「ジョンは家にいるのかな」「知らない。でもHe's Somewhere in New York City.」だとか、「Hey Mark, don't make it bad.」「Hey Jude.」などといった洒落っ気のあるセリフが字幕に反映されていないのをみると、普段映画を観ていて真面目に字幕を追っていても脚本家さんの意図なんて必要最小限しか伝わっていないのかも、とおもった。英語わかるようになりたい。
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