たいち

大病人のたいちのレビュー・感想・評価

大病人(1993年製作の映画)
4.8
『100日後に死ぬワニ』ならぬ、『365日後に死ぬ大病人』。ずっと昔にあのシステムを確立していたなんて流石、伊丹十三(他にも前例はあると思うが)。鑑賞後には、『365日間生きた大病人』が適切だなと感じられたところも、100ワニチック。

会話のテンポ感と質が本当に秀逸で、何度も声を出して笑った。シリアスにしかなり得ない「死」というテーマを、明るく描けるのはマジで凄いと思う。

あと、津川雅彦を見ると、どうしても松村邦洋がやるモノマネを思い出しちゃう。『太田上田』の松村回を久々に観直したけど、やっぱり面白すぎるよ。新・ものまね四天王は、松村邦洋、ミラクルひかる、ハリウリサ、天然もろこし・植山で決定!
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