何年か前の映画だけど、近年の移民問題、テロ後の今のフランス情勢をまるで予言してるかのような、
タイトルはあくまで「預言」者というように後半から一気に民族宗教の描写が露骨になっての、あのオチ(・д・。) フランス人はどういう気持ちで観るのかは気になる。
後半のアラビア語とコルシカ語を使い分けていくシーンは印象的
ヨーロッパ映画独特のカット割りなのか、俳優の傷だらけの顔とかは妙にナチュラルで臨場感あった。多少のバイオレンスは散りばめらているけど派手な描写はそれほどなく、淡々と伸し上がってく様は哀愁だった。なるほど、これがいわゆるフィルムノワールかぁ。
ショーシャンクとアウトレイジを足してフランスで割ったら、こうなるんだなぁと、最後はゆっくりカフェラテでも飲みながら耽りたい。