はしご

ROOKIES -卒業-のはしごのネタバレレビュー・内容・結末

ROOKIES -卒業-(2009年製作の映画)
1.6

このレビューはネタバレを含みます

スロー演出が多すぎるのと、めまぐるしくスローと等速が入れ替わり続けるあたりで何の意図で何をしてるのか分からなすぎて困ってしまった。

流れる劇伴の数が少なくて「この音楽、さっきも聴いたな」と何度も思う。最後に部員たちが川藤にお別れの挨拶するシーンで同じ音楽がループBGMみたいに何度も流れて頭出しかかるたびに爆音になるせいで「なにこれ!?」と悶絶してしまった。

小さいドラマが発生したらすぐに回収される。映画の全体を通してドラマを組み立てることはしない。

すごかった。10年前にルーキーズのドラマ観てた時そこそこ楽しんでた記憶あるんだけど劇場版こんな感じだったんだ。なにこれ……


不良ってこんなんじゃないよな……野球ってこんなんじゃないよな……みたいなこと言い出すのは野暮だし、そういうリアリティの問題でどうこうなる作品ではなかった。原作にもドラマのヒットにも恵まれてたので「大好きだったあいつらがスクリーンに帰ってくるから観よう!」と劇場版に動員できたんだろうなと思う。実際にルーキーズへの思い入れの部分で観れば良い映画なのかもしれない……わからない……ひたすら長かった。
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