隠れた名作。
平成初期の作品なので、音楽やCGに絶妙なダサさはあるが、それはそれでいい味を醸しだしている。
48分とは思えない濃密なストーリーで、脚本がしっかりしている。謎の敵に狙われる少年を正義のヒーローが守るという展開で、敵が変形したり、自己再生したりということを踏まえると、『ターミネーター2』っぽさがある。ラストシーンなんかも、どことなく80年代～90年代のハリウッド映画っぽい。
ライダーの変身シーンもシンプルで、カッコいい。
TVシリーズは長いから、短い時間で仮面ライダーの世界を楽しみたいという人にはおすすめでは。
