ハリウッドザコ

仮面ライダーZOのハリウッドザコのネタバレレビュー・内容・結末

仮面ライダーZO(1992年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

ネオ生命体たちの造形が悍ましい+かっこいい。

最近のライダーと違ってシンプルなデザインだから敵もライダーもどっちもかっこいいのが良い。
ネオシリーズはやっぱりグロいね。
敵を突き刺したり乗り込まれて吸収されたり、人間を別の有機体に変えたりと。
アクションも爆破する工場の中、颯爽とバイクで駆けるシーンや生命体が街を壊しまくる描写が特に好きだった。


雨宮啓太監督らしい演出がやっぱり好きなのだけど、監督前作のゼイラムっぽさ(悪の絶対的な存在、ヒーロー+人間との共闘)を感じたり過去ライダーの任期作であるブラックをオマージュしてみたりと’’昭和’’シリーズにしては良くできた作品な方だと思う。
48分という時間の中でいかに見せ場を作るかが見事に体現できている。このシンプルさがものすごく見やすくて好き。

尚且つ、何かの使命のためにヒーローになる。とか愛するもののために(自分自身のためにも)闘うというのがtheヒーロー感あって好き。