このレビューはネタバレを含みます
テレビ版を凝縮した前後編。
特に前編(地球光)はかなりバッサリ要素を落としているので、テレビ版を見てないと理解できないシーンも多いけど、分からないまま見続けるとなんとなく分かった気になるのが富野作品の面白いところ。
キエル・ハイムはディアナとして月に帰り、ディアナはロランとひっそりと地球で暮らす、というテレビ版から変更のないラストシーンがすごくいい。歴代ガンダムでも、ここまで穏やかな終幕を迎えるのは珍しいのでは。
主要人物がほとんど死なない、というのも富野ガンダムっぽくないかも。