2001/アメリカ/107分
あまり理解してなかったアメリカのユダヤ人差別。実は黒人差別と同じくらい陰湿だったらし。
話題のOpenAI CEOサム・アルトマンがユダヤ系かな?とか思ったりで、タイミングが良く。
アメリカ人ラリーは、メガネをかけたことでユダヤ系と間違われ執拗に差別されるようになる。
町の人も急に態度を変えたり、違うとわかってるのに周りに合わせて避けたり。
当時のユダヤの扱いや、あからさまな差別、個人じゃなく人種を見て区別する人々がうまく描かれていて。
なぜ差別するのかも、なんとなくナルホドでした。
ユダヤ系じゃないんだ!って否定すれば終わり?それは正解?
そんなとこまで考えさせる内容。メガネを外さないラリーはすごいと思う。
外見でユダヤ系かな?とか思ったこの思考も差別意識…?こういうのダメなんだっけ?とかね。どうなんでしょう。
当時の警察の立場とか、少しわからないところもあったけど観て良かった。ラストも好きでした。