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WXIII 機動警察パトレイバーのSYUのレビュー・感想・評価

WXIII 機動警察パトレイバー(2001年製作の映画)
3.0
2020/08/20
監督 遠藤卓司
綿引勝彦
平田広明

【怪物を生み出す者】

謎の未確認生物による事件を追う二人の刑事が、やがてたどり着く悲しき真相と、怪物に立ち向かうレイバー隊の戦いを描く劇場版第3作。

原作コミックエピソードの一つである「廃棄物13号」をもとに製作された本作。
パトレイバーシリーズでありながら、第二小隊は殆ど登場せず、刑事2人が事件を追うシリアスなスリラードラマとなっているのが特徴。

監督は押井守から交代し、作品自体はあまり評価は高くないものの、このシリーズの特徴でもある近未来感、相当先の話にも見えながら、明日にでも起きそうな雰囲気は、個人的には気に入っている。

クライマックスには怪物対レイバーの戦いがあるものの、全体的には重い一本でした。

3作続けてパトレイバーのレビューをしましたが、自分はこのシリーズの世界観が大好きだと再認識した。
もちろん続編となる実写版も全鑑賞した、最後の長編劇場版は、流石押井守監督といった素晴らしい作品でした。

どんな形でもいいので、最新作を熱望してやまないシリーズです。

鑑賞日2002年頃 DVDにて
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