赤髭

恋する幼虫の赤髭のレビュー・感想・評価

恋する幼虫(2003年製作の映画)
4.0
井口昇監督の描く純愛物語…

幼少期、憧れのお姉さんの性行為を見てしまいトラウマを抱え、女性とコミュニュケーションを取れなくなった漫画家

なんらかの理由で男性に直接肌を触れらる事に拒絶反応を起こしてしまう為、引っ込み思案の女性漫画編集者

二人が出会い、恋に落ちていく
純愛ラブストーリー😊

と、あらすじから想像できない展開が‼️
さすが、井口監督🙄
 
ある日、漫画家は原稿の感想を聞いて、酷評され、カッとなり編集者の頬をペンで刺してしまう、頬がグチャグチャになり、変な触覚が飛び出すように、そして、彼女は血を欲しがるようになる

二人の血を🩸吸う為の犠牲者を確保する恋の逃避行が始まる😱

少し雑なカット割りが気になるが、独特の世界観が続く
グロ描写、少しエロ、シュールな演出
根底に流れる、寂しい人間関係演出
終盤、混沌する世界、井口昇が描く荒唐無稽の世界観
恋は盲目、お互いしか見えない純愛演出、全く違う世界観が混雑する演出は予測不能、意味不明、かなり混乱するが目が離せないシュールな展開が続く
そして、二人の純愛に感動してしまう
どんでもない演出、やはり天才だ‼️
井口昇監督

全てが終わり、二人だけの幸せを掴んだ時
想像を絶する展開が待っている…

これは純愛物語の傑作だと思う
赤髭

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