表社会には出てこない水面下での駆け引きと、栄華を極めた人生とその転落の様を一度に3人分見られたのが面白かったです。
キラキラとした絶頂期を一度でも味わった人間はそれに固執してしまいがちで、依存性の高い薬のように思えて恐ろしかったです。現実をしっかりと見て受け止めて、それに見合った生活を送ることの大切さを何故か感じていました。本来そういう感想を抱く映画ではないのは分かっているのですが…。どういう訳か反面教師的な部分で見ていました。
もちろん、因果応報とはいえ怖すぎる、とショックを受けながら見ているシーンもありました。
米映画は、割と最近の方の出来事もこうやって物語を通して見ることが出来るのが良いなと感じます。知るきっかけがある、って大事だと何となく思います。
煌びやかな筈なのに素直にそう受け取れない、裏社会で生きて行くことの怖さが好きな方にオススメしたいです。
