「オチがすごい!」とか「予想できないドンデン返し!」で名前が挙げられて、ラストばっかり注目されるけど、そこに至るまでの経緯やケビン・スペイシーの細かい仕草が本当に神がかってる。
取り調べ刑事も決して無能ではなく、話の矛盾点を突いてくるし、ラストの前にも会話の上では二転三転して見る者を飽きさせない。
海外(特にハリウッド)では日本と違って『脚本』が最重要されていて、物凄いアイデアを思い付いた脚本家は幾つもの映画会社から高額の報酬で奪い合われる、という話を読んだことがある。だから皆人生一発逆転を狙って死ぬ気でアイデアを考える。日本みたいに芸能人を活躍させる為の映画じゃない。
世界的に評価されてる極上のミステリーサスペンス。超オススメです。