ケロケロみん

マチネー/土曜の午後はキッスで始まるのケロケロみんのレビュー・感想・評価

5.0
心から楽しめる良い映画でした!
ある男が歯のレントゲンを撮った際一緒に蟻が放射線を受け脳に侵入。彼は恐怖の蟻人間になってしまった!という映画「マント」の監督兼興行師が4DX並みの装置(椅子が揺れたり、ショックや煙や着ぐるみが暴れる)を駆使してキーウエストの映画館で一大興行を打つお話。そこにキューバ危機と思春期の子供達の恋愛や人々のパニックが絡み、コミカルに繋がり、最高のエンターテイメントになっていると思います。
「クローバーフィールド レーン」のジョン・グッドマンが今と変わらないタプタプした体つきで映画を成功させるためには何でもやる面白い興行師を演じています。ナオミ・ワッツが言われないとわからないようなほんのちょい役で出てたりもします。

この頃のアメリカ映画には割とやかんが登場するのですが、本作には出てきませんでした。

映画館のマナーの悪さが懐かしかったです。昔は平気でタバコ吸ったり、ポップコーンボリボリ食べたりいちゃいちゃしたりしてたもんだったなぁ。今の映画好きがみたら卒倒するかも