犯人です

砂の器の犯人ですのレビュー・感想・評価

砂の器(1974年製作の映画)
4.0
—《サスペンス作品視聴週間》—
 2022.07.25~2022.07.31


【あらすじ】
ある日、国鉄蒲田操車場構内で扼殺死体が発見された。被害者の身許が分らず、捜査は難航した。が、事件を担当した警視庁刑事・今西と西蒲田署刑事・吉村は地道な聞き込みの結果、事件前夜、被害者と酒を飲んでいた若い男の存在に行き当たる。今西と吉村の2人は東北なまりの“カメダ”という言葉を数少ない手掛かりに、男の行方を追う。しかし2人の執念の捜査もなかなか実を結ばず、犯人へと繋がる有力な情報は得られない日々が続いた。いよいよ迷宮入りかと思われたとき、小さな新聞記事がきっかけとなって、捜査は急展開を見せ始めた。(Yahoo映画参照)

『良い点』
・役者人の熱量のある演技
・あえて〇〇しないという父子の愛の物語

『悪い点』
・推理パートはあって無いようなもの、無理矢理感が否めない
・見ててこっちが暑くなる(笑)

(まとめ)
今作は名作と言われているので視聴してみました。めちゃくちゃ本格ミステリー映画だと思って見たのですが中身は父と子供の愛の物語だったのでビビりましました⁉️
今作はなんと言っても演者の演技が素晴らしい‼️非常な運命に囚われ怒りや悲しみを込めた顔の表情が少年期の子役も含めてGOOD👍
この演技がなければ薄っぺらい作品になっていたはず。
そして宿命のBGMをバックに描くラスト40分の真犯人のバックグラウンドば圧巻でした👍👍(BGMのボリュームのせいで聞き取りづらい箇所はありましたが…😂)
推理パートは部分はまぁあってないようなもので無理矢理😭😭どっちかというと真犯人のバックグラウンドを探るのがメイン。
後気になったのはこの時代クールビズがないせいか真夏でも背広着てるしネクタイするし暑苦しいったらありゃしない。汗で魅せるためなのかもしれないですがこの季節に見たらこっちも汗かきそうになる😂
長尺ですがテンポと世界観が素晴らしく、待ち受ける『宿命』に引き込まれるはずです‼️