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「砂の器」に投稿された感想・評価

Agigon

Agigonの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

蒲田駅の構内で男性の変死体が発見された。被害者の身許が分らず、捜査は難航した。この事件を担当した刑事・今西と若き刑事・吉村は地道な聞き込みの結果、事件前夜、被害者と酒を飲んでいた若い男の存在に行き当たる。今西と吉村の2人は東北なまりの“カメダ”という言葉を数少ない手掛かりに、男の行方を追うも、犯人へと繋がる有力な情報は得られないまま時間だけが過ぎていった。いよいよ迷宮入りかと思われたとき、小さな新聞記事がきっかけとなって、捜査は急展開を見せ始めた。


この作品はずっと前にフォロワーさんのレビューを読んで、クリップしていました。
この事件の真犯人となる青年を熟年刑事と(丹波哲郎)勢いのある若き刑事(森田健作)が根気強く捜査し、真相に行き着くまでの様が描かれていて、まさに「現場百回」執念の捜査が実を結びます。
その捜査は、一人の青年の数奇な運命を辿る旅の様な印象を受けました。
心に滲みいる哀愁のピアノの調べにのり、丹波哲郎が捜査陣に事件の裏側にある出来事を畳み掛けるように、語るシーンは私は名シーンだと思いました。
「罪を憎んで人を憎まず」この言葉が浮かんできました。
複雑な感情を見事に描いた作品だと思いました。

父子の別れるシーンは本当に泣けました😭

このレビューはネタバレを含みます

前半はストーリー追うのがやっとで少々退屈気味だが、終盤の丹波さんの解説で思い切り心えぐられたw
あんな小さい男の子抱えてお遍路さんなんて…。消えそうな命の灯火を何とか紡いでいこうとする親子の旅路。体に食い込むような疲労と差別や苦労を共にしながらの日々は深く心の奥に刻み込まれてるんだろうな…。紛れのない親子の切っても切れない2人の深い絆。。
最後再会して欲しかったー(;_;)
MASAKAZU

MASAKAZUの感想・評価

4.3
昭和邦画の傑作
それぞれの人間ドラマの描き方が見事、その時代のリアルな空気感がすごい!
音楽や描写など映画ならではの演出が素晴らしい!
後世のためにも見ておくべき作品
gumico

gumicoの感想・評価

4.5
前半の地道な捜査、じわじわ紐解かれていって答えが繋がった時に初めて分かる、どうしようもなく悲しくてやるせない親子愛。国や法律によって生み出されたこんなに悲しい歴史があったなんて知らなかった。
真相、演奏、回想が順番に映される後半部分は特にグッと引き込まれました。紛れもない名作!
めり

めりの感想・評価

2.0
丹波哲郎さんが素晴らしかった。少しだけ出てくる渥美清さんも面白かった。
blue123

blue123の感想・評価

4.0
ボロボロ泣きながら視た。約10年前に。
小説を読んだら、たった2行があの膨らみをもって描かれていることを知り、余計に泣けた。映画って凄い(という月並みな)感想をもった。
きのぴ

きのぴの感想・評価

4.0
宿命か。前半は少し退屈だけど、丹波哲郎が真実を語り始めてからは圧巻だった。名前や出自を変えても、新しい人生で成功しても、親子の宿命は永遠に続く。良くも悪くも決して消えることのないその関係性に、ついつい涙がぽろってしまった。台詞なしで音楽に乗せて回想する演出、あれはずるいなぁ。
ねじ

ねじの感想・評価

4.9
警視庁の人達と和賀は、交流として交わることはない関係で、分裂されている宿命なんだけど、警視庁の人が和賀の人生を追い、想像の中で経験をすり抜けることで、やがて和賀の音楽と交わり出すのがとても美しく、悲しい(その内容だけに)。その様子が音楽としても、映像としても描かれていて、すごい映画だと思った。
和賀は父親の不在に苦しんでいたのだと思う。どうして自分は苦しまなければならないのか。答えなどなく得られるはずもないと分かっているのに、父親がいない子供はどうすればいいんだ、と恵美子に聞いてしまう。その聞いてしまうこころ。とても悲しい。返される答えも悲しい。母親のわたしがいるから、と言われても和賀には母親がいない。答えはやっぱりなかったのだ。答えを求めようとして余計に自分を苦しめてしまうことはよくある。
療養所での苦しみは想像を超える苦しみだろう。そんな中大きくなった子どもを見つけて、言葉にできないほどの心があふれ出していた、それがわたしに伝わるから、わたしもとても泣いてしまった。
いつかもう一度見返したい。そしてわたしはもっとハンセン病について知りたい。
みづき

みづきの感想・評価

5.0
切なくて美しい作品だった
島田陽子の着物姿がほんとに美しくて目を奪われた
高校生の時、映画鑑賞会で見て
ラストで号泣してしまった。
数十年ぶりに見て、やっぱり泣いてしまった。
丹波哲郎さん、すごい人だってなと改めて思った。
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