ヒラリー

暗黒街大通りのヒラリーのレビュー・感想・評価

暗黒街大通り(1964年製作の映画)
3.8
ヤクザの息子3兄弟
父は殺され、母も他界、ヤクザに引き取られるもそこの息子にいびられる。
いつでも一緒の3人の絆を将来組にとって危険とみなし、バラバラにカタギの家に引き取らせる手筈を組むも翌朝3人は姿を眩ませる。
十数年後、成長した3兄弟は戻ってきて、皮肉にも引き取られたヤクザの元に戻る。
家持つまでは女とは距離を置くと言いながら長の娘が気になる長男、歌手の女が気になる次男、クラブで知り合った女と駆け引きする三男
頭は良い、ハジキの腕前良し、腕も立つ 3人協力したら怖いもんなし
小さい頃からの絆は揺るがない。
がそこに女や不満、欲求が絡むといとも簡単に崩れる。
ラストにかけてのボタンの掛け違いが見事であらら~~~ってなった。
でも多分遅かれ早かれこうなってたと思う。
なんとも空しい、寂しいラスト。見事じゃ。
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