えのたにえん

ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのえのたにえんのレビュー・感想・評価

4.6
人生ってどう生きるかじゃかくてどう解釈するかってことなんじゃないかな、と思った。同じ人生でも、自分がそれをどう解釈するかで180°違うものになるし、みんなそうする可能性をもってる。問題はその解釈を変えていく行動をできるかどうか。オスカーはそれをやり遂げた、、。
9.11がどれほど衝撃的でどれほどの人の心に傷を残したのか、想像することしかできないけど、ひとつの例を追体験した感じ。ずっとしんどい。直視するのが大変。オスカー役の子、演技すさまじすぎる。疑心暗鬼で誰にも心を許せなくて心ここに在らずな感じがほんとにリアルだった。最大の理解者だと思ってた父親を突然奪われてしまって心身共に限界突破しちゃってたオスカーだったけど、自分の力で人生切り拓いててほんとに逞しかったし心打たれた。そして周りの大人たちがほんとーーうに素敵。態度に出さない優しさ、泣けた😭
ぜんぶ終わったあとの、オスカーの「恋したかったらしてもいいよ」に対する母親の「あの人の代わりなんて誰もできないわ、初恋だもの」(ニュアンス)のセリフでめちゃくちゃ泣いちゃった、息子にも妻にも愛されてトーマスは幸せだなあ、トーマスがたくさん愛したからなんだろうなあ、、
そろそろトムハンクスの演技見るだけで泣ける体になりそうだな😅まじ最高なパパだった