erina

ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのerinaのレビュー・感想・評価

4.0
主役の子が演技が初めてとは思えなかったくらい。

わからないものはわからないの。
お母さんが言ってた言葉で心に響いた。
どうしようもないことだってあるけど、結果だけじゃない。

いっぱいいっぱいになったときに
やっとやっと、周りの思いやりに気づいたりするもの。
じぶんだけが そういう思いをしてるんじゃないよって。

自分にとって残念だったことは
自分じゃない他の誰かにとっては
有難いことになったりもするから、なにがわるくって良いなんてわからない。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い。
題名はなにをイミしてるんだろうってこの映画を観る前も見終わった後も考えてた。

ものすごくうるさいのって、9.11の飛行機がビルに突っ込んだときの音?や 人々の悲鳴なのかなとも思ったけど
ものすごくうるさいのって 自分に関わる身近な親だったり恋人だったりするのかな
自分のために怒鳴ってくれたり
そしてそんな親や恋人は自分にとってありえないほど近くって
自分とは心が遠くて自分の思ってることなんか伝わってなくって理解してくれてないだろうって思ってても やっぱり ありえないほど自分との存在は近くて1番見てくれてたんだろう。
そしてありえないほど すぐに失ってしまう。ありえないほど命が失くなるのは近い。

みなさんの意見も聞いてみたいです。
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