mu

この空の花 長岡花火物語のmuのレビュー・感想・評価

この空の花 長岡花火物語(2012年製作の映画)
3.8
原爆実験、空襲をうけた新潟県長岡市。

恥ずかしながら長岡の事は全く知らなかった。勉強になったしあらためて戦争の恐ろしさを知った。

大林宣彦監督の独特のCG、CGなのに臨場感あった。

防空壕が必ず安全でもない。
逃げ場がない。走るしかない。

「戦争で死んだんじゃない。殺されたんだ。」本当にそうでしかない…。

りり子さん(演技うますぎて)感情移入。
空襲を経験した人にとっての花火は
相当怖いだろう。

傷を負った赤ちゃんをみた人が、「気持ち悪い」
そんなこと言う人もいるのか。
なんか今でもいるよなそんな人。と思ってしまった。

戦争と比べれば平和と思える現代も、また違う問題や震災などで悲劇は違う形で起こる。

死者への弔い、平和への祈り。花火をあげる意味を知ると見方が変わるなぁ。
mu

mu