この空の花 長岡花火物語の作品情報・感想・評価・動画配信

『この空の花 長岡花火物語』に投稿された感想・評価

長岡空襲の記憶、中越地震と東日本大震災の傷痕、そして花火という慰霊の儀式を一つの大きな時間の帯として束ねようとした作品であり、その志向の高さは特筆すべきものである。
映画は、個々の人間の体験を地域社…

>>続きを読む
4.5

素晴らしい映画でした。本当にその一言。大林監督の素晴らしさ。歴史的背景を学びつつ、現代の出来事を交えつつずっと演劇を観ている気分でした。長岡市の花火。そんな歴史があったとは知りませんでした。涙がずっ…

>>続きを読む
大林監督だから高評価

文科省と総務省が絶賛しそうな気持ち悪さ。
全ての演出センスが皆無であるのに、何かしら自分の色を残したいという醜さが見事に表れている。
長岡花火の美しさだけが輝いていた。
chaK
5.0

映画を見て、顔を覆って泣くようなのって初めてかもしれない

何ひとつ他人事じゃなくて、全部、みんなのことなんだっていうのを、押し付けがましくない力強さで語っていてすごくよかった
震災を経て、新潟を舞…

>>続きを読む
ん
-

祈りの映画だ
パッと切り替わる早いカットと、流れるようなセリフ回しが印象的
幻想と現実が溶け合って、時間も距離も全てを飛び越えた先にある、祈りと希望の花火
いい映画だったけど、個人的には戦争三部作の…

>>続きを読む
aco
4.0

新潟県長岡市を舞台として、昭和二十年の長岡空襲や平成十六年の中越地震などいくつもの苦難を乗り越えてきた長岡市の歴史と、人々が長岡花火に託した想いを描く。「戦争三部作」の一作目。

長岡と長崎、過去と…

>>続きを読む

今年の夏の戦争映画はこれにした。

公開時に観たいと思ってから14年も経過していた。

後期大林作品を代表する本作。
流石の怪作。
平和への祈り。圧倒的祈り。
子どもたちに戦争体験が語り継いでいける…

>>続きを読む
わ
5.0
映画表現の一つの究極を見た感覚に圧倒される。人と人、体験と語り、今と昔、そして戦争と平和、その間を埋めるのは想像力であるという大きいメッセージを全身に浴びた。

反戦映画という立場からどうして長岡花火大会ができたのかを詳しく説明して行く映画のように感じた。
大林宣彦監督独特の撮影技法を改めて味わうことができ、良かったと思う。

3.11の東日本大震災や中越地…

>>続きを読む

長岡の歴史を知る大林風味のドキュメンタリータッチの映画という感じで面白かった。東日本大震災後にすぐこんな作品を出したのはすごい。

一輪車などは大林独特のヘンテコ世界に誘われるけど、他の作品に比べた…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事