Ken

フィフス・エレメントのKenのレビュー・感想・評価

フィフス・エレメント(1997年製作の映画)
4.0
2023年37本目。
なんだこのインパクトの強い映画。印象的なシーンが多すぎる。


小さい頃から金曜ロードショーで死ぬほど見た作品。めっちゃ知ってた気がしてたけど、全然記憶にないシーンばかりだった。そして記憶違いも多発。

1番意外だったのは、コンサートの歌と合わせたミラジョヴォヴィッチが闘うシーン。結構短かった。小さい頃の自分にはとんでもないインパクトだったからだろうけど、もっと長かった気がして仕方なかった……

あとはクリスタッカーね。後半しか出ないのに強烈すぎ。

その一方で記憶にないシーンもたくさんあった。
でも改めて見て思ったことは、クオリティが高い。
シリアスになりすぎない緩さがある。クリスタッカーを筆頭にお笑い担当の登場人物が多い。世界を救うことを忘れさせてくれる。
あと場面の多さね。序盤は攻殻機動隊のようなサイバーパンク感。後半のコンサートの後ろに映る星の綺麗さ。服装も含めて世界観がその都度強い。色彩が鮮やかすぎる。見ていて微塵も飽きない。



ゲイリーオールドマン、やっぱりめっちゃ好きだわ。箱開けて空っぽだった時の表情とか。あとあの展開でさくらんぼを喉に詰まらせてピンチにするという脚本書いた人、天才だと思う。
ミラジョヴォヴィッチは綺麗だった……


Filmarksのスコアが低いのは、金曜ロードショーの断片的な記憶で記録してる人が多いからと推測する。
通しで見ると、強烈な印象を残すインパクトがありつつ、めちゃ楽しめる良作だと思った。
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