アベ二ティKazumaAbe

フィフス・エレメントのアベ二ティKazumaAbeのレビュー・感想・評価

フィフス・エレメント(1997年製作の映画)
4.0
リュック・ベッソン監督のスペース・オペラ。次回作公開に合わせて再鑑賞。安定しすぎの場面展開に眠気を誘われたりしたけど、結果楽しかった。

みんなのダイ・ハード、ブルースウィルスがえっちでキュートなミラジョボ姐さんを助けに行くぜ!ついでに地球の未来も任せろ!!という一発ネタで押し切ったSF作品。小道具や異星人のデザインも良し、暇潰しにサクッと観れる娯楽作。作中の矛盾なんて気にしたら負けと言わんばかりの緩〜いコメディタッチも出色で、都市の造形等から感じる「俺はブレラン(みたいな映画)を撮りたいんだ!」という気合いを若干削いでる風で微笑ましい。

ところで『プロメテウス』のリドスコ御大といい、なんで「文明の起源は異星人にあった!」的な壮大なテーマ扱う人ってバカ映画ばっか撮るんでしょうね。ほんとに大好き、愛してる。