Ｊ・Ｍ・バリーの「ピーターパン」が好きで、ディズニーの「ピーターパン」が好きなら、この映画はお勧め出来ません。
もー、きっぱり・はっきり・くっきりと言っちゃいます。
ピーター・パンが冴えない中年男になってしまっていたら？
こんな設定が、ダメ。
仕事に追われた腹の出た中年男が、幼い日の自分を思い出して自由に空を飛ぶ感動的なシーンを用意したって、ダメ。
妖精ティンカー・ベルが巨大化してドレスアップしてピーターに迫っちゃうなんてもっての他。
2003年に公開された「ピーター・パン」でもそうだったけれど、ティンカー・ベルのキャスティングはどうにかして欲しい。
ダスティン・ホフマンのフック船長とボブ・ホスキンスのスミーのコンビが良かったのと、ジョン・ウィリアムスの音楽が救いな作品でした。
キャスト・スタッフと豪華な顔ぶれなのに、なぜこんな出来になってしまったのか……。
