トノモトショウ

オール・ザ・キングスメンのトノモトショウのレビュー・感想・評価

オール・ザ・キングスメン(1949年製作の映画)
3.0
おそらくあらゆる政治家が彼と同じように、最初は高い志を持ちながら、権力という美酒に溺れていく。歴史上の独裁者が押し並べてスピーチで民衆の心を掌握するように、彼もまた力強い言葉(演技)によって我々を魅了する。時に恋に狂った女が全てを台無しにするという定番の脚本だが、現実もきっとそんなものなんだろう。