UDON

山のUDONのレビュー・感想・評価

(1955年製作の映画)
3.8
山に墜落した飛行機の中に大金が積まれているため、それを盗みに山を登ろうとする弟。そんな弟を見捨てられず共に山を登るが過去に事故の影響で自分は「山に嫌われている」と思っている元有名山岳ガイドの兄。
とにかく弟がずっとクズでずっと「こんなやつほっとけ!」と思ってしまってて弟がクズ故に山からも嫌われていてコレが因果応報か、、、という感じだったから、最後の弟を庇うところは正直何してんの!?って感じだったけど兄弟だし家族だし、どんな人間でも大切なんだろうなあ。周りもすぐ嘘だと気づいていたから主人公が最低!みたいなことにはならず、モヤモヤはしない。
主人公からしたら必ずしもハッピーエンドとは言えないだろうけど、自分で禁じていた山登りを再度したことによって、主人公が自分らしさを取り戻したような気がして良かった。
冬の山登りの緊迫感はすごいし、流石に危険なのでセットかもしれないけど山は綺麗だった、、、、
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