富司

緋牡丹博徒 仁義通しますの富司のレビュー・感想・評価

緋牡丹博徒 仁義通します(1972年製作の映画)
3.0
緋牡丹博徒最終作。他の作品とは全く異なった重く陰りのある雰囲気。
第一次ヤクザ映画ブームを担った藤純子が第二次ブームの立役者菅原文太へバトンタッチするような立ち回り〜ラストシーンが物寂しい。
強く絶対的なヒロイン、お竜の挫折で締めくくられた今作は、ダークヒーローの「任侠映画」が終焉し「実録もの」へ移行する時代のあらわれか。
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