村田冬真

隠し砦の三悪人の村田冬真のレビュー・感想・評価

隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)
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ちょっとしたひとつひとつのシーンで、人間の「醜さ」の描写をサラッと取り入れてリアリティーを追求しながら、映画全体としてはエンターテイメントとして成立させるという…
黒澤明監督の、自然主義的な人間の清濁併せ持ったありのままの姿を捉えようとする視点はある種の普遍性を持っていて、それが現代に彼の作品を観ても、新鮮味を感じる1つの理由だと思います。

日本って戦国時代は、独立した国が乱立してたんだよな、と改めて日本史の面白さを実感しました笑

個人的には雪姫の「人の情けを生かすも殺すも己の器量次第じゃ!」という言葉が1番印象に残ってます。
村田冬真

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