希望の物語ですね。とても後味が良い。
純粋な男の友情を描いた稀有な作品でもあります。
この映画は興行収入こそ良くなかったらしいですが、口コミで広がり今では名作の仲間入りです。作品の価値と興行収入は比例するものではないんだなということを改めて感じさせられました。
メイキングやスタッフインタビューを見るとアカデミー賞を受賞できなかったことを自虐的に語りつつ、スタッフもキャストもそんなものとは関係なく作品に誇りを持っているのが伝わってきます。
会話のシーンにて、意識しないとわからない程ゆっくりと顔に寄っていくカメラワークが素晴らしい。気づいた時には思わず唸りました。
主演のティムが20〜30年に一度と語っていた本作の脚本を是非読んでみたいと思いました。
