去年から観たいなと思っていたが、先輩に背中を押されて鑑賞。
本当に名作だった。
冤罪、脱獄、復讐など最初は暗いマイナスイメージしか持っていなかったが、この映画はそうした浅い内容ではなかった!
アンディは知的で冷静だが、彼の中には何か揺らがないものがあるという印象を受けた。
物語が進むにつれてそれが「何か」分かっていった。
彼の良き理解者となるレッドやその仲間たちもアンディと共に生活する中で考え方や表情まで変化していく様子が面白かった。
仮釈放された老囚人のブルックスやコソ泥で途中から入所してきたトミーとの別れはそれぞれに意味が違っていた点も重要だったのではないか。
この映画の肝となるのは彼が「復讐」ではなく、「希望」を常に持っていたところが大きいように思えた。
最後の一連のシーンは予想していなかった展開にアンディに驚かされたし、本当に素晴らしいと思った。
間違いなく傑作。