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ショーシャンクの空にのakのレビュー・感想・評価

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
5.0
きっかけはMr.Childrenの『one two three』。小さい頃から聴いていた歌だが、大人になるにつれ歌詞を考えるようになり、どんな映画なのか気になっていた。
ついに出会い、観ることになった。

まず、刑務所が舞台だと知らなかったため困惑した。暴力や荒い言葉遣いなど、観るに耐えないものかと思った。
そんな中、妻と妻の愛人を殺した殺人犯としてやってきた主人公。
主人公は元銀行員で、恐らく綺麗な人生を歩んできたのだろう。周りの受刑者とはどこか違う雰囲気を纏っていた。本人は法廷で無実を主張していたのに諦めているような気がした。きっと、心を閉ざしていたのだろう。
それからあらゆる出来事が起こっていくなかで、主人公は自分の立ち位置を見出し、仲間を作っていくのである。

この友情物語も感動ものだが、主人公の賢さ、何より心の強さに圧倒された。
どんな状況でも屈さない、そんな強い人間になれるとは思えないが、希望を持つこと、持ち続けることの素晴らしさを感じた。
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