ゆうじろう

パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉のゆうじろうのレビュー・感想・評価

1.5
最っ強の駄作映画。1〜3までのジャックスパロウ、実は主人公ではない。主人公はウィルとエリザベス、2人の話が軸になり進んで行く。ジャックスパロウはいわばストーリーテラー、いいともでのタモリさんの様な存在。今作はジャックスパロウのスピンオフになっていて、ジャック単体でのお話など私は興味はない。なぜあそこまで1〜3に皆が(私だけかもしれないが)惹かれたのか、それはウィルとエリザベスのラブストーリーがあったから。また今作はツッコミのいない漫才を見ている様だった、ひたすらジャックがボケ続けるだけ。1〜3での皆が真面目に頑張っているのに横でふざけているジャック、ちょっかいを出すジャック、その時の皆の反応込みで最高だったのに、、、だからこそやる時はやるみたいな時折見せる男らしさが物凄く光るし物凄く格好良かった。このシリーズにおけるジャックスパロウは例えると寿司にはわさび、ピザにはタバスコ、隠し味の様な存在でないと駄目なのだ。今作はわさび、タバスコがメインの食べ物みたいな映画。そんなもの誰が食べたい?誰が観たい?誰も観たくないはず。
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