くい

セント・オブ・ウーマン/夢の香りのくいのレビュー・感想・評価

5.0
優しすぎる人には割と厳しい世の中ですが、誠実であることはやっぱり正しいと思わせてくれる映画、まさに人生教育の瞬間でした。

ホテルでの掛け合い、タンゴの美女、フェラーリ、公開懲戒のスピーチ、全てのシーンが愛おしい...あまりにも良すぎて叫びたい。叫びたい繋がりで言うと、アルパチーノは人間の限界かってくらい叫んでくれるので見ていてとても気持ちがいい。素晴らしい叫びっぷり。ちなみにこの後に観た「HEAT」でもよく叫んでる。


アルパチーノの魅力は今年1番の大発見!!

1番好きパチーノは、軍服に着替えて最後の目的を果たそうとするシーン。単純に乱れた前髪が魅力的だったのと、目が印象的だった。盲目の役ではあるけれど、どのシーンも目に惹きつけられて吸い込まれそうだった。

2番目に好きパチーノは、ホテルでスーツを仕立てるシーン。コートを着た瞬間、どこからどう見てもマフィアで笑った。あと、サングラスをかけるとやっぱりマフィア。マフィアを隠しきれないアルパチーノ愛おしい。
くい

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