Toko

セント・オブ・ウーマン/夢の香りのTokoのレビュー・感想・評価

4.2
最初ほんとうざいおじいちゃんが最後英雄になる話。

一周終わってから続けて2周目早送りで観て落ち着く。丸一日かけて堪能。良い映画でした。でも
あんな公開処刑みたいな事なんてある?笑
という疑問は残るけど。

・カールした女の髪に鼻を埋めて
 永遠に眠りたいと思った事があるか?
・女の唇は、砂漠を横切った後で
 初めてふくむワインの味がする
・大きな乳房、小さな乳房。
 サーチライトのようにこっちを向いている乳首
・ギリシャ女神のような脚でも多少曲がっていても良い
 脚と脚の間。天国へのパスポートだ←笑


まともな学生や、まっさらな子どもも真面目に暮らしている大人も、自分ではどうにもならないことがある。そんな時に誰かが助け導く事が連鎖し、あちこちで本当に助けあったなら良い社会になるのだろう。正しい事とは何なのか。誰にとっての正義なのか。

謂わゆるその様な頑固なジジイはもはや日本に存在しないのか、最近うるさくて面倒くさいジジイが大人しくなったと思いませんか。
前澤社長とかは、そんな人になろうとしているのかな。やはりおとなしくなっちゃうのかね。
主人公は、
自分は歳を取りこの先何の望みも無いけれど、たまたま知り合った好青年の未来や後世の為に
彼らを束ねる指導者に「若者を正しく美しく導け。」という様な事を信念を持って話す事ができる人だった。
でも実際にはその様な意見はモンスターペアレントだの厄介者扱いでなかなか相手にされないんだよね。
主人公の様な正しく美しい道への導きは、本来なら政治家がやらなければいけないのだろうけれどね。彼らは自分のプライドと家族と票の為に、むしろ改革などできないのだ。
ああそうか、それこそが『障害』なのだ。
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